resize (7)
綜合警備保障株式会社(ALSOK)の新型警備ロボット「REBORG-Z」が13日、ミュージカル『ボディガード』来日公開の初日レッドカーペットイベントに、元宝塚歌劇団トップスターで女優の柚希礼音やタレントのLiLiCoらを先導しながら登場。イベント関係者によると警備ロボットが芸能イベントに登場することは「異例」といい、ALSOKの担当者も「警備ロボットが芸能イベントに登場したのは初めて」と説明した。

 同ミュージカルは、世界11ヶ国以上、400万人を動員し日本初上陸となった、ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演で大ヒットを遂げた映画『ボディガード』を舞台化したもの。今回、警備ロボットがイベントに登場したのは、ALSOKが同ミュージカルの特別協賛しているため実現した。

 『REBORG-Z』は一定の場所に待機して警備を行うが得意としてりうが、自律移動型ロボット技術を活用したものであり自律での移動が可能。従来より、防水・防塵性向上や外国語対応、火災検知・初期消火機能など、「移動性能」「コミュニケーション・案内機能」「警備機能」が強化されており、労働力不足が進む現代において警備ロボットの活用範囲を広めるため開発された。

 この日のイベントはミュージカル『ボディガード』で、タイトルにちなみ警備ロボットが稼働。レッドカーペットを芸能人が歩く前に自動で登場し、「安全確認」の言葉を発しながら問題ないことを主催者に伝えて芸能人を呼び込む形となった。 【ALSOKが警備ロボットを芸能イベントで初稼働 東京五輪に向け担当者は手応え】の続きを読む