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米国が中国からの輸入品に対する新たな大型関税を発動させたことを受け、中国は2日、米国を世界貿易機関(WTO)に提訴したと明らかにした。


米中は昨年から激しい貿易戦争を繰り広げており、米国は1日、中国が報復を予告する中で新たな課税を断行。両国の対立はさらに高まった。


中国商務省はウェブサイトで、「米国によるこれらの関税は、両国首脳が大阪(での6月の通商協議)で達した共通認識への重大な違反だ」と指摘。「中国側はそれに強い不満を抱いており、断固反対する。中国はWTOの関連規則に従い、正当な権利と利益をしっかり守っていく」と表明した。


今回の課税は、米国が中国への圧力を一段と強め、新たな貿易協定の締結に応じさせようとする中で実施されたもの。


米中間の貿易紛争は市場に混乱をもたらし、世界各地で経済成長を妨げてきた。両国の通商交渉はここ数か月、行き詰まりが続いている。

(出典 matome.naver.jp)