ダウンロード愛知県の東名高速で、あおり運転の上エアガンが発射された事件で男が逮捕されたことを受け、被害を受けた男性は14日朝「やっと安心」などと話しました。

 自称・兵庫県尼崎市の無職佐藤竜彦容疑者(40)は9月8日朝、愛知県の東名高速でワゴン車で前を走る車にエアガンを撃ち車体に傷を付けた疑いで、14日逮捕されました。

(リポート)
「愛知県警が器物損壊の容疑で逮捕状を取っていた男は、知人の男性に付き添われながら兵庫県警尼崎東署に出頭しました」

 逃走していた佐藤容疑者は14日未明に知人男性らに付き添われ、警察署に出頭しました。

 警察によりますと、佐藤容疑者の運転していたワゴン車は盗難車で、車内からはエアガン1丁とおよそ2000発の弾が見つかったということです。

佐藤容疑者の逮捕を受け、被害者の男性(23)が14日朝、東海テレビの取材に応じました。

被害者の男性:
「仕返しが怖かったんでやっと安心できて。このままちゃんと罰を受けてもらって、こういうのが減るといいと思います」

 調べに対し、佐藤容疑者は容疑を認めていて「前の車がどいてくれず、ブレーキを踏まれてぶつかりそうになり腹が立った」などと供述しています。

佐藤容疑者を知る作家の沖田臥竜さん:
「エアガンが好きやったり車上荒らしをしたり覚醒剤をやったりとか。(エアガンで)タクシーを撃ったりカラスを撃ったりするのが好きでした」

 警察は佐藤容疑者がワゴン車を入手した経緯についても調べる方針です。