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10月1日の中国建国70周年を記念する式典や軍事パレードに備えた2回目の予行演習が14日午後から15日未明にかけて北京で行われた。大型のミサイルを運んでいたとみられる車両の目撃情報が広がり、米国本土を射程に収める新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風41」がパレードに登場するという観測が強まっている。

15日午前には北京中心部で最新鋭ステルス機「殲20」とみられる戦闘機やヘリコプターなどが低空を飛行した。多弾頭の東風41は命中精度が高く、迎撃が困難とされる。インターネットにはカバーをかけて移動する東風41の運搬用に似た車両の映像が出回った。

また、新型の無人飛行機のような形をした兵器の映像も伝えられた。習近平国家主席は多くの最新兵器を軍事パレードで披露し、自らが掲げる「強軍」をアピールすることを狙っているもようだ。