resize (1)
5月にアイドルを卒業し、研音に所属して新たな芸能活動を歩み始めた、女山口真帆(やまぐち・まほ/23)が、24歳の誕生日となる17日に1st写真集「present」を発売。モデルプレスのインタビューに応じ、再始動の心境を語ってくれた。【前編】

◆山口真帆「今の私を見て欲しい」写真集への思い

― 写真集発売おめでとうございます。移籍されてからの初仕事としては色々な選択肢があったと思うんですけど、写真集を最初の仕事にしようと思った理由は何ですか?

山口:タイトルの「present」という単語には“今”という意味もあって、今の私を見て欲しいと思ったからです。これから未来に向かって進んでいく自分を見て欲しくて、色々な表情の私を見てもらって、皆さんに少しでも今の山口真帆を知ってもらえたら良いなと思い、写真集を作りました。

― 撮影自体も明るい雰囲気を意識しましたか?

山口:そうですね。でも元々太陽の下で元気なイメージもないと思うので(笑)、ハワイでも“THEハワイ”というところではなくて、「ハワイにもこんなところがあるんだよ」という自分に合ったハワイの場所で撮影をして、色々な表情の私が見られると思います。ハワイ自体行ったことがなかったんですけど、ずっと行きたい場所だったので、良かったです。撮影場所もスタッフの方と相談させて頂いて決めました。
― 今の事務所に移籍が決まったときはどんな心境でしたか?

山口:どうだったかな…覚えてないんです(笑)。でもすごく温かく迎えてくれて、人の優しさに触れましたね。ふとしたときに涙が出ちゃう感じでした。

― 移籍されてから上京されたのはいつ頃?

山口:6月です。

― この数ヶ月はどんな日々を過ごされていましたか?

山口:私青森出身で暑いのがすごく苦手なので、暑くて外に出られなくて、熱中症になったりもしちゃいました。

― 東京の印象はいかがですか?

山口:「皆すごい急いでいるな」と思います(笑)。電車に乗るのが大変です。北国の人は結構マイペースなので、東京は5分待てばすぐ次の電車が来るけど、皆ヒャッ!と(手振りを付けて表現)乗っていくので、朝にジムに通っていたときは満員電車で「もうダメかもしれない」と思って、空くまで何本か見送ったりしていました。今でも上りと下りで乗る電車を間違えたり、1個飛ばすやつあるじゃないですか?

― 急行とか?

山口:そうです!飛ばしちゃいけない駅から乗り換えるつもりだったのにそれに乗っちゃったり。あとは出口がすごくいっぱいあってどこから出れば分からなくて、そういうのはまだ慣れていないかもしれないです(笑)。

◆山口真帆、女優を目指す理由

― ファンの方の声はチェックされていましたか?

山口:ファンの方が事務所に送ってくれたファンレターやTwitterに下さったリプライは見ていました。

― 次の道として、女優を目指そうと思った理由は?

山口:すごく自分がなくて周りに合わせてしまうタイプだったので、初めてお芝居をした時に、違う人になれるのが楽しかったんです。今までは人に合わせてきた自分がコンプレックスだったんですけど、そういうところがプラスになるお仕事だと思うし、今が楽しいので、これから色々な姿の私をファンの方に見てもらえたらなと思います。

― 「モデルになりたい」という夢も変わらず?

山口:そうですね。ファッション誌や美容誌にも出られるようになりたいなと思っていて、お肌とかちゃんと気をつけています。

◆山口真帆の“夢を叶える秘訣”

― では、ファンの方に向けて、今後の活動についてメッセージを。

山口:まずは写真集を見てもらって、「これから山口は女優としてやっていけるのか」を感じていただけたらと思います。そして、この写真集を名刺代わりにこれから色んな活動を行っていければいいなと思っています。ファンの方には沢山心配をかけたし、自分の実力以上のものを色々な人に期待されていたりもするんですけど、それに見合ったことができるように、1つ1つ頑張っていきたいなと思うので、これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。

― 最後に山口さんの“夢を叶える秘訣“を教えて下さい。

山口:自分の願望を口にしたり、感情を相手にストレートに出したりするのは、コミュニケーションとして良いことだと思うんですけど、それをやりすぎてしまうと自分の限界を相手にも知らせてしまうこともあると思います。私は、自分の中にあるものは秘めていながらも、夢は大きく持っても良いと思うけど、与えられたことを1つ1つ積み重ねていくことも大事だと思います。