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LGエレクトロニクス・ジャパンは9月13日、世界初の88V型 8K対応有機ELテレビ「OLED 88Z9PJA」の受注販売を開始した。価格はオープンで、実売価格は330万円前後を見込む。納期は受注から3カ月前後を予定している。

世界最大となる、8K(7,680×4,320ドット)の88V型有機ELパネルを採用したテレビ。LGのプレミアムブランド「LG SIGNATURE」モデルとして展開する。同社では「技術的に難しいとされてきた8K対応の有機ELテレビを、大型有機ELパネルを量産できるLGグループだからこそ実現した。最先端であり、最高画質の製品」とアピールしている。日本では今秋発売が予告されており、今回正式な発売日や価格、詳細が明らかになった。

地上/BS/110度CSチューナーを3基、BS 4K/110度CS 4Kチューナーを1基搭載し、外付けHDDに2番組裏録が可能。最大同時3台の外付けHDDが利用できる。8Kチューナーは内蔵していない。

HDMI入力は4系統で、8K入力にも対応し、HDMIケーブル1本で8K出力できる外付けチューナーなどを別途用意することで8K放送を受信・視聴できる。HDMIケーブルを4本使って8Kを表示する方式には対応しない。

USBメモリーなどに保存した8Kコンテンツを観るには、12月以降に別途発送する「8Kアップグレーダー」が必要。インターネット経由で直接8Kコンテンツを観るには、前述の「8Kアップグレーダー」に加えて、2020年以降に実施予定のソフトウェアアップデートも必要。
有機ELテレビ専用エンジン「α9 Gen2 Intelligent Processor 8K」を搭載し、2K・4K解像度の映像を「8K水準の鮮明な画質」にアップスケーリング。地上波やネット動画も、見たいコンテンツの元の画質をAIが自動認識して最適な画像処理を行い、美しくクリアな映像を映し出せるという。HDRは「8K CINEMA HDR」に対応する。

HDMI以外の端子は、コンポーネント/ビデオ入力、光デジタル音声出力、ヘッドホン出力が各1系統。無線LAN機能を備え、ブラウザー機能やMiracast Overlayが利用できる。音声アシスタントのGoogleアシスタントとAlexaによる音声操作にも対応。さらに、今年下半期のソフトウェアアップデートにより、アップルのAirPlay 2とHomeKitもサポートする。


本体にフルレンジ×2、ツイーター×2、ウーファー×2の計6基のスピーカーを搭載し、実用最大出力は80W。地デジ番組でも、映画や音楽ライブなど今見ている映像のジャンルを分析してサウンドの種類を自動認識し、サウンドの最適化や2chサウンドをバーチャル5.1chサウンドに変換する機能を備える。Dolby Atmosにも対応する。

デザインにおいては、パネル部に極細ブラックベゼルを採用して、まるで映像だけが浮いているような没入感を演出。本体下部にシルバーのキャビネットスタンドを備え、有機ELテレビでは世界最大サイズながら、ミニマルデザインを追求した。
消費電力は1,120W(待機時0.5W)、年間消費電力量は616kWh/年。スタンドを含む外形寸法は196.1×145.6×28.1cm、重さは104kg。