ソニー、第1四半期はイメージセンサー好調も減益。通期予想を下方修正

ソニーは30日、2019年度第1四半期(2019年4月1日~6月30日)の連結業績を発表した。売上高は、前年同期比1%減の1兆9,257億円。営業利益は同18%増(359億円)の2,309億円。税引前利益は同26%減(811億円)の2,310億円。純利益は同33%減(743億円)の1,521億円となった。
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売上高は、AV機器を含むエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野の減収が影響。営業利益の増加には、イメージセンサーなどのイメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野の大幅増益が寄与した。

エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野の売上高は、前年同期比15%の減収となる4,839億円。テレビ・スマートフォン・デジタルカメラの販売台数の減少が響いた。営業利益は前年同期比76億円の減益となる、251億円。上記の減収や為替の悪影響があった一方で、主にモバイル・コミュニケーションにおけるオペレーション費用は削減した。EP&Sの通期売上高の見通しは800億円下方修正となる2兆1,600億円、営業利益は1,210億円で変更はない。
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ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)分野は、売上が前年同期比3%減(146億円)の4,575億円。営業利益は、前年同期から96億円減となる738億円。自社制作以外のゲームソフトウェアの減収などが影響した。PS4ハードウェアや、PS Plusなどネットワークサービスは増収。売上高の見通しは1,000億円下方修正の2兆2,000億円、営業利益は2,800億円で前回から変更はない。
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イメージセンサーなどのイメージング&センシング・ソリューション分野(I&SS)分野は、売上高が前年同期比14%増の2,307億円。モバイル機器向けイメージセンサーが大幅な増収となった。営業利益は204億円増の495億円。通期見通しは売上高9,900億円、営業利益1,450億円で前回から変更していない。
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映画分野の売上高は、前年同期比6%増収となる1,861億円。「メン・イン・ブラック:インターナショナル」や、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の劇場興行収入増加や、カタログ作品のテレビ向けライセンス収入の増加が寄与した。営業利益は前年同期比80億円改善で、4億円に黒字化した。
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音楽分野の売上高は、前年同期比11%増の2,023億円。EMIの連結子会社化による音楽出版や、ストリーミング配信の売上増加による音楽制作が増収。一方、モバイルゲームアプリ「Fate/Grand Order」などは減収となった。営業利益は、前年同期比62億円増加となる383億円。
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金融分野の売上高は3,369億円で横ばい。営業利益は55億円の増益となる461億円。
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2019年度の通期業績見通しは、4月予想から売上高を2,000億円下方修正した8兆6,000億円。営業利益は8,100億円、税引前利益は7,700億円、純利益は5,000億円で変更はない。